生産現場の革新につながるIoTソリューションの提供を通じて社会貢献します

昨今、日本の製造業は労働賃金が安い海外企業との競争に晒されているだけではなく、労働人口の減少、高齢化、外国人労働者の採用など、環境が大きく変化しています。そのような時代を生き抜くための第一歩は、生産現場の現状をスピーディーに把握することです。

インターネットを取り巻く環境も大幅に進化してきました。オープンソース、オープンハードといった取り組みが増えることで、廉価なマイコンボードが登場し、低価格で利用できるクラウドサービスも普及してきました。

このような環境が整ってきた昨今、ネットワーク機能を搭載していない製造装置を利用している製造業でもIT化を推進する技術の土台が形成されてきました。しかし、いざIoTを導入しようとしても複雑なシステムを一から構築していくと膨大な時間と開発コストが必要です。

当社ではこのようなニーズにお応えできるよう、「1.オープンソース、オープンハードでセンサーデバイスを提供する」「2.簡単に使えるIoTソリューションを提供する」という2つのアプローチで取り組んでいます。

1.オープンソース、オープンハードで センサーデバイス を提供する

日本の技術は民生機器と共に発展してきました。1990年代、あらゆる電子機器に欠かすことができない半導体を動かすシステムソフトウエアは各セットメーカが独自でを開発するため、その設計資産はセットメーカから出ることはありませんでした。

2000年に入るとインターネットの普及とともに、ソフトウエアをインターネット上に公開し、複数の利用者が共に発展させていくオープンソースの文化が生まれました。そしてこの流れが普及し、現在では高度で複雑なシステムを比較的容易に実現できるようになりました。

当社では、見通しが良ければ数100mも届く920MHzの無線と低消費電力なマイコンを組み合わせたマイコンボードをオープンソース・オープンハードウエアとして提供し、皆様が利用できるように提供してまいります。

2.簡単に使えるIoTソリューションを提供する

日本国内の生産現場では、自社の生産データをすべて自社サーバに保存している企業、紙ベースで生産管理を行っている企業など、様々な業態があります。それぞれのスタイルに合った形でIoTの導入が進められるようなソリューションを提供してまいります。

基本的なパッケージは廉価に導入できるよう汎用サービスとして提供します。

ものたりないお客様のためには、ニーズに合わせたカスタマイズもお受けしますのでお気軽にご相談ください。