Lazurite 日本語リファレンス


SUBGHZ_MSG SubGHz.setKey (char *key)


詳細

SUBGHZ_MSG SubGHz.setKey(char *key);

AESによる通信の概要

LazuriteではAESにより暗号化したデータで通信をすることが可能です。
暗号化するためのKEY(鍵)は固定となっており、プログラム上から送信機/受信機に共通の暗号化キーを埋め込んで置くことで、その間の無線を暗号化することが出来ます。

KEY(鍵)の情報は任意の128bitデータですが、次のプログラムを使用すると任意の数字からKEY情報を生成することが出来ます。

Windows側:
LazuriteIDE\bin\aes_keygen.exe

Linux側:
cd ~/driver/LazDriver/aes_keygen/aes_keygen    #フォルダに移動
./aes_keygen                                                         #実行
初めて使用するときは、aes_keygenのプログラムをビルドしてください。
フォルダに移行後、
make
で、aes_keygenのプログラムをビルドすることが出来ます。

実行して任意の数値を入力すると以下のようになります。

Linux側、LazuriteSubGHz側の双方の書式に併せた鍵情報が表示されるので、それをプログラムに貼り付けて使用してください。

・プログラムの先頭にkeyの宣言を貼り付けます。
static const unsigned char key[] = {0x07,0xa4,0x5e,0x45,0x43,0x18,0xb6,0xd4,0xa9
,0xd5,0x44,0x9f,0x3b,0x34,0x2b,0xda};

・keyの設定
SubGHz.begin()のまえに、「SubGHz.setKey(key);」を追加して鍵情報をセットしてください。

仕様

AES通信をするためのKEYを設定します。128bitのAESキーが格納されているデータの先頭ポインタを指定してください。

パラメータ

char *key

AES128bitのKEYが格納されているメモリの先頭ポインタを指定します。
または、NULLを設定するとAESは無効になります。

戻り値

常時、SUBGHZ_OKが返ります。

 

サンプル

なし