月次集計

  モニタリング

概要

月次集計は、1ヶ月の稼働状況を集計と、その結果を表示する機能です。

月次集計を利用する方法

1. 操業カレンダーを設定する

月次集計を行う前に、「操業カレンダー」のページで対象となる年月の1ヶ月分の作業時間を設定してください。ここで設定されている時間に従って稼働状況を集計します。

操業カレンダー

2. 集計を行う

操業カレンダーで1ヶ月分の条件を設定したら月次集計のページに戻り、「年月」を指定して「再計算」ボタンを押してください。「再計算」ボタンを押すと、「Job requested」のメッセージが表示されて、サーバーにて1ヶ月分の稼働状況を集計します。

集計はサーバー側で行いますのでブラウザは閉じても問題ありません。集計は装置毎に行い、計算中は年月の隣に計算中の装置が表示されます。集計結果は装置1台の計算が終わるたびに更新されていきます。

3. 計算結果の表示

計算結果はサーバー側に保存されています。年月を指定して「取得」ボタンを押すと保存された計算結果を取得して指定した年月の月次集計を表示をすることができます。拠点や装置の選択、表示モードを変更すると、取得したデータから選択されたデータのみを抽出して表示をします。中間データは、表示モードの「表-中間データ」で表示する事ができます。

稼働ログの停止理由等を変更した時は保存されている計算結果に反映されないため、その場合は再計算ボタンを押してください。

用語と計算方法について

表の中で使用されている用語は以下の通りです。

用語計算方法
操業時間(h)操業カレンダーで設定された時間の合計
有効時間(h)有効時間は、操業時間から停止理由で除外設定された時間の合計を引いた時間です。
稼働率(%)稼働時間÷有効時間
稼働(h)稼働時間の合計
稼働(%)稼働時間÷操業時間
{停止理由}(h)停止理由の合計時間です。
{停止理由}(%)停止理由の時間÷操業時間
{停止理由}(回)停止理由で時間内に停止した回数です。稼働⇒停止に移行した回数をカウントします。
計算対象前の時間から連続して停止していた場合、その時間の停止回数にはカウントしません。また、別の要因で停止していて、また別の要因で停止した場合にも停止回数はカウントしません。
{停止理由}(回/h)停止回数÷有効時間

描画の詳細設定

凡例

凡例をクリックすると凡例の表示/非表示を切り替えることができます。

ボタン

ボタンを押すと設定編集画面が開きます。パラメータを直接編集することで、凡例の表示設定を切り替えることができます。JSON形式で直接パラメータの指定を行い、保存をしてください。この設定は、保存した端末内でのみ有効です。

設定ファイルのサンプル

以下のJSONデータのサンプルは、初期値をすべて列挙したJSONデータになっています。必要な箇所を変更して、表示設定にコピー & ペーストしてご利用ください。

{
  "time-machine-graph": {
    "margin": {
      "left": 80
    },
    "fontSize": {
      "name": "10px"
    },
    "legends": {
      "enb": true,
      "position": {
        "x": 50,
        "y": 50
      }
    },
    "bandwidth": 40
  },
  "cap-date-graph": {},
  "cap-shift-graph": {},
  "time-date-graph": {
    "legends": {
      "enb": true,
      "position": {
        "x": 50,
        "y": 50
      }
    },
    "bandwidth": 40
  },
  "cap-machine-graph": {
    "margin": {
      "left": 80
    },
    "fontSize": {
      "name": "10px"
    },
    "bandwidth": 40
  },
  "time-shift-graph": {
    "legends": {
      "enb": true,
      "position": {
        "x": 50,
        "y": 50
      }
    }
  },
  "summary-date-table": {},
  "summary-shift-table": {},
  "summary-machine-table": {},
  "ratio-machine-table-v2": {},
  "time-machine-table-v2": {},
  "count-machine-table-v2": {},
  "time-machine-table-v1": {},
  "intermediate-table": {}
}

表示モード

key表示モード対応パラメータ
cap-date-graphグラフ-稼働率-日別の表示設定margin.left
margin.right
margin.top
margin.bottom
cap-shift-graphグラフ-稼働率-シフト別の表示設定margin.left
margin.right
margin.top
margin.bottom
cap-machine-graphグラフ-稼働率-装置別の表示設定margin.left
margin.right
margin.top
margin.bottom
fontSize.name
bandWidth
time-date-graphグラフ-要因別時間-日別の表示設定margin.left
margin.right
margin.top
margin.bottom
time-shift-graphグラフ-要因別時間-シフト別の表示設定margin.left
margin.right
margin.top
margin.bottom
time-machine-graphグラフ-要因別時間-装置別の表示設定margin.left
margin.right
margin.top
margin.bottom
fontSize.name
bandWidth
summary-date-table表-まとめ-日別の表示設定margin.left
margin.right
summary-shift-table表-まとめ-シフト別の表示設定margin.left
margin.right
summary-machine-table表-まとめ-装置別の表示設定margin.left
margin.right
ratio-machine-table-v2表-要因別時間(%)-装置別(v2)の表示設定なし
time-machine-table-v2表-要因別時間(h)-装置別(v2)の表示設定なし
count-machine-table-v2表-停止回数-装置別(v2)の表示設定なし
time-machine-table-v1表-要因別時間-装置別(v1)の表示設定なし
intermediate-table表−中間データなし

パラメータ詳細

key説明
legends.position.x凡例を表示するx座標
legends.position.y凡例を表示するy座標
lengends.enb表示/非表示の切り替え。凡例のチェックボックスの値と同じです。
false: 非表示
true: 表示
legends.rows凡例の行数
legends.width凡例の1つの表示幅
legends.background-color凡例の背景色
margin.left装置名の表示幅
fontSize.name装置名のフォントサイズ
bandWidth表示幅