ゲートウェイの新規登録と立ち上げ方法

  セットアップ

本ページでは新たにゲートウェイを追加する方法について説明します。

1) ゲートウェイの登録

設定 > ゲートウェイ管理」のページに移動し、「追加」ボタンを押してください。

追加ボタンを押すと、モーダル画面が開きますので、上段の入力ができる領域に920MHzのMACアドレスを入力してください。

  • 上段の入力エリアに、ゲートウェイに使用している920MHz無線のMACアドレスを入力してください。
  • 下段のoptionsのエリアは、通常であれば特に変更する必要はありません。

2) ゲートウェイイメージファイルのダウンロードと書き込み

設定 – ゲートウェイ管理」の下部からゲートウェイのSDカードイメージをダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルはZIP形式で圧縮されているため解凍してください。

WindowsであればWin32DiskImager、MacであればbalenaEtcherなどを使用して~.imgファイルをマイクロSDカードのカードに書き込みをしてください。

Win32DiskImagerの場合

balenaEacherの場合

マイクロSDカードをゲートウェイから抜き取る方法

マイクロSDカードはゲートウェイの裏面に装着されています。マイクロSDの爪を引っ張れば抜き取る事ができます。

3) ゲートウェイの電源を起動する

書き込みが完了したら、マイクロSDカードをゲートウェイにセットして電源を入れてください。電源を入れると、自動でゲートウェイの初期設定が開始されます。

初期設定自体は2~3分で完了します。設定 > ゲートウェイ管理」を開いていると、起動が成功するとこのようなポップ画面を表示します。

設定 > ゲートウェイ管理」のページをリロードすると、オンラインの部分がに変わります。これはゲートウェイがVPNサーバーによる認証が完了したことを示しています。

「設定 > デバイス状態」のページに移動し、「データ用セッション」「制御用セッション」の双方がになっていればすべての設定が完了していてゲートウェイとして使用できる状態になったことを表しています。

4) ゲートウェイを使用してセンサープログラムの書き込みをする場合

ゲートウェイを使用してセンサープログラムの書き込みをする場合は、センサの登録が完了した後に、「設定 – ゲートウェイ」の画面で「同期」ボタンを押してください。「同期」ボタンを押すことで、登録されているセンサユニットに使用しているセンサーのファームウエアをダウンロードします。

■ 技術情報

1) ゲートウェイ登録時のオプションについて

Optionsの指定内容

JSON Key説明
version指定なし: 最新版の環境でゲートウェイを起動します。
v0.0.0: 初版
latest: 最新版
configゲートウェイで動作するフローの設定を変更します。
config[“lazurite-channel”].ch : 使用する周波数 24,30, 36, 42, 48, 54, 60が指定可能(デフォルト 36)
config[“mqtt-broker”]: mqtt brokerの設定

Optionsで設定を変更する場合のサンプル

以下の設定では、”v0.0.0″のバージョンで設定を行い、周波数を24chに設定します。

{
    "version": "v0.0.0",
    "config": {
        "lazurite-channel": {
            "ch": 24
        }
    }
}

2) ゲートウェイに固定ネットワークの設定をする場合

ゲートウェイにWi-Fiの設定をしたり、固定IPの設定を行ったりする場合は、イメージファイルの/bootのフォルダに設定ファイルを置いておくことで、ゲートウェイに書き込まれているファイルをOverwriteして使用するようになっています。サンプルは/boot/networkに保存されているので変更し、/bootの直下にコピーしてください。

設定することファイル名変更内容
Wi-Fiの設定wpa_supplicant.conf5行名以下
ssidとpskを変更してください。
network={
ssid=""
psk=""
key_mgmt=WPA-PSK
}
固定IPアドレスの設定dhcpcd.conf62行目以降
以下の部分を変更してください。
interface eth0
static ip_address=192.168.1.23/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1