稼働モニタリングシステムのシステム構成
稼働モニタリングシステムのシステム構成を以下に示します。

各部の役割
ブロック | 機能 |
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センサーユニット | センサーユニットは製造装置に取り付けて、センサーで装置の状態を読み取り、無線でゲートウェイに装置の状態を送信します。センサーユニットは状態を読み取るセンサー毎に必要になります。 |
ゲートウェイユニット | ゲートウェイユニットは、センサーユニットが送信した無線信号を受信し、インターネット回線に載せ替えるために使用します。サーバーに保存された接続可能なセンサユニットの認証、ON/OFF判定のしきい値の情報をセンサユニットに渡したりもします。 一台のゲートウェイで複数のセンサーを扱うことができるため、工場の建屋に1台を目安にご検討ください。できる限り高い位置で、装置から送信される電波を受信しやすい位置に設置してください。なお、一台のゲートウェイで約80台の接続を行っている実績もあります。 |
閲覧用PC/スマートフォン | 閲覧用PCはお客様ご自身でご準備ください。また、通信費用もお客様自身でのご負担となります。 本システムは、PC/スマートフォンのブラウザ(Google Chrome, Safari, FireFox, Edge)で閲覧することができます。また、ブラウザのJavaScriptは有効になっている必要があります。 |
Webサーバ | Webサーバは、ブラウザ用のHTMLやJavaScriptなどを閲覧に必要なファイルをブラウザに送信するためのサーバーです。 |
APIサーバー / 管理用DB | APIサーバはユーザ情報、装置情報、ゲートウェイ情報、停止理由などシステムの管理に使用する管理用データベースとインタフェースするためのREST APIサーバーです。 |
VPNサーバ | VPN(Virtual Private Network)サーバーは株式会社APPLIOTがリモートでゲートウェイのメンテナンスを行うためのサーバーです。 |
MQTTブローカ | MQTTブローカは、センサデータをデータ用データベースに保存したり、ブラウザから停止理由を変更したり、その他各種イベント情報のやり取りをするためのサーバーです。 |
データ処理サーバー | データ処理サーバはMQTTブローカで受け取ったデータ、イベント、コマンドを処理します。 |
データ用DB | データ用DBは稼働状態を記録しておくためのデータベースです。 |