CT Sensor Shield2CTセンサ シールド2
CTセンサシールド2は、市販の電流センサー(CTセンサ)を接続したら電流の実効値を測定することが出来る、シールド基板です。
CTセンサが出力する交流の電流信号は、CTセンサに搭載されている整流回路で整流します。そして、整流回路が出力する電流値を470uFのコンデンサにチャージすることで、電流を電圧に変換し、その結果をADコンバータで内部に取り込むことで測定を行います。詳細は「CTセンサ電流測定方法」の資料を参照してください。
CTセンサシールド2は、電流検出時の誘導電流を蓄電するエナジーハーベスタ(環境発電)に対応しています。
また、CTセンサシールド2を活用した『稼働率モニタリングシステム』を開発し、小杉織物株式会社(福井県坂井市)様で実証実験を開始しました。稼働率モニタリングシステムに関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします。
稼働率モニタリングシステムの特長
- 簡単に後付で稼働状況を見える化
- 計測用電流の再利用で電池長持ち・AC電源不要
- 一つのゲートウェイで複数の装置の稼働状況を取得
- 直観的で見やすいユーザインタフェース
仕様
項目 | 仕様 |
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システム構成 | ・CTセンサシールド2にはCTセンサを1つ接続することが出来ます。 ・CTセンサシールド2にLazurite 920Jが一つ必要です。 |
測定可能な電流値 | CTセンサの出力が0~150mA程度まで測定をすることが出来ます。 (1000:1のセンサーの場合は、150Aまで測定可能) |
精度について | CTセンサシールド2はキャリブレーション等を行っていません。 470uAのキャパシタの精度、および測定時の電源電圧の影響を受けて誤差が生じますので注意してください。 |