×

Lazurite 920J(販売終了)ラズライト 920J

Lazurite 920J(販売終了)

Lazurite 920Jは、SDカードサイズ大(32mm x 24mm)に小型化した920MHz無線に対応した超小型特定小電力無線対応のマイコンボードです。

Lazurite SubGHzから電源やLEDの仕様見直しをすることで、5V印加時の待機電流を約7uAに削減しました。これは乾電池で10年駆動が出来るアプリケーションも十分に実現できる待機電流です。また、実際に使用する環境で使いやすい様に1.8V-5.5V動作に対応しました。

Lazurite 920Jのマイコン、無線はLazurite Sub-GHzと同じため、ソフトウエアには互換性があります。IO端子も同じ20本をハーフピッチの端子で出力しました。

プログラムは別売りのLazurite mini writerを使用して書き込む事ができます。また、購入時のプログラムは、シリアル経由で動作する特定小電力無線モジュールとして使用できるプログラムが書き込まれているため、他のマイコンボードの無線モジュールとして使用することができます。(このプログラムは継続して開発しているため、随時機能を更新していきます。)
そのインタフェース仕様はこちらを参照してください。

仕様

項目 仕様
マイコン ML620Q504H
マイコンコア 独自16bit RISCコア
ソフトウエア開発言語 C言語(ANSI C互換)
C++には対応しておりません。
動作周波数 動作時 16MHz / Sleep中 32.768kHz
プログラムROM 64KB (ユーザ領域は65,536バイト中、64,512バイト)
GPIO 20系統(12bit ADコンバータ用端子を含む)
PWM出力 PWM出力
外部割り込み 2系統(最大8系統)
12bit ADコンバータ 6系統
I2C マスターのみ1系統
SPI マスターのみ1系統
非同期シリアル 2系統
外部印加電圧 1.8V~5.5V(VDD5V端子端子)
内部動作電圧 1.8V~3.3V(LDO3V端子)
消費電流 待機中 7uA(5V印加時)
動作中 6mA(無線未使用時)
プログラム書き込み時のID ツール ->マイコンボードから「LAZURITE mini」を選択し、その後
ツール ->オプションから「LAZURITE mini series」を選択してください。
Lazurite Sub-GHzとの差異点 ・外部電源: Lazurite Sub-GHzに搭載されている7V-15Vの電源には非対応です。 また、Lazurite 920Jの外部印加電圧(VDD5V)は、1.8V~5.5V印加が可能です。ただし、3.3V以下で使用すると無線の電波強度は弱くなります。

・USB接続::別売りのLazurite mini series writerを経由してUSB接続してください。

・電源用LED: Lazurite Sub-GHzの電源用LED(赤)はUSB接続時に常時ONする仕様ですが、Lazurite 920Jの電源用LEDはsleep時にOFFするように設計されています。
920MHz無線アンテナ チップアンテナを搭載しています。三菱マテリアル製AM11DP-ST01を採用しています。
製品情報はこちら: http://www.mmc.co.jp/adv/dev/japan/contents/antenna/mhz/am11_3.html

技術情報

免責事項