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らずらいと姫の挑戦日記(第30回)~回路図作成~

2016-11-23

前回作った部品を使用して、次のステップであるschematic(回路図)を作っていきたいと思います。

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1. 外部ライブラリをダウンロードします

https://github.com/LAPIS-Lazurite/eagle

右の方にある「clone or download」を押して、「Download ZIP」を選択します。
920Jシリーズで使用している部品はこちらからダウンロードできるのです。責任は取れませんので、皆様ご自身の責任でご使用ください…

2. ダウンロードしたら、ZIP解凍してeagleのライブラリに保存します。Eagleのコントロールパネルのlibrariesにdrag & dropすれば入れることが出来ます。

1_new_schematic2

3. プロジェクトを作成して、新しいschematic(回路図)を作成します。

2_schematic

4.addアイコンで2つ部品を配置します。

①Library→lazurite.lbr→Symbol→PINHD_2×5_HALF
こちらは本体で使用している部品のパーツ
②Library→lz-shield.lbr→Symbol→XB-1-X
こちらはシールド等で使用している部品のパーツ

add1

add4

5.addアイコンで+3V3・5V・GNDを配置します。

3v3

add5

6.Wireアイコンで線を繋ぎます。Junctionアイコンで線が交わる部分に配置します。

wire2

7.Nameアイコンで配線に名前をつけ、Labelアイコンで表示させて完成です。

すべて配線を接続しても良いのですが、同じ名前を付けていっても内部で接続されます。このようにしておくと、確認し易いですよね。

name2

XB-1-Xの方は、本当は8個の端子しか無いのですが、自分でSMDのパッドを部品面とハンダ面に置いて、ドリルで穴を空けましたので、回路図・PCBデータ上は部品面とハンダ面の端子が別々にあると認識されてしまい、8個☓上下の2個で16個の端子として回路図に表示されています。上下のどちらに接続するかは、レイアウトを作成しながら決めれば大丈夫です。

さて、schematic(回路図)が完成したので、次はBoard(図面)作成に進みたいと思います。Laz-princess_footer