らずらいと姫の挑戦日記(第42回)~CTセンサシールドを動かす~
2017-06-13
Lazurite用CTセンサーシールドが発売されたので早速使ってみたいと思います♪
Lazurite用CTセンサーシールドはCTセンサーが出力する実効値に変換する回路です。
今回はPCのディスプレイの電流を測定します。
機器のセッティング
1.Lazirte用CTセンサーシールドをLazurite Basicの上にセットします。
3.Lazirte用CTセンサーシールドのネジ①をゆるめて、CTセンサーの黒白の線②を、①に差し込んでネジを締めます。黒と白の位置はどちらでも大丈夫です。
CTセンサーに試験体のコードを差し込んだコンセントの片側の配線を挟み、LazuriteをUSBケーブルで接続します。
Lazuriteの設定
Lazurite IDEを立ち上げて、①ファイル→②プロジェクトのサンプル→③05.Other_Sensor→④CT_Sensor_serialの順にクリックしてプログラムを開きます。
⑤ツール→⑥マイコンボードと⑦オプション→LAZURITE Sub-GHz Rev2を選択し、⑧シリアル通信でCOMポートを選択します。
⑨マイコンボードへ転送をクリックし、転送が完了したら⑩シリアルモニタを表示させます。
測定結果がシリアルモニタに表示されました。
a→PC用モニタの電源と、使用中のノートパソコンの電源を接続した状態
b→PC用モニタの電源をOFFして、ノートパソコンを接続した状態
c→CTセンサーからコードをとった状態
a,b,cそれぞれ違う状態のデータがとれました。
この電流値は、CTセンサーに流れている電流値になります。今回使用した電流センサーは3000:1の電流センサーなので、電流値は3000倍した値、すなわち
0.11mA –> 0.33A
0.02mA –> 0.06A
となります。PC用モニタって電流が大きいんですね~。小まめにきるようにしたいと思います。
この装置を家の中で使うと、家の中のどの家電の電気が大きいとかを知ることが出来て、節電につながりますね。また電気を大量に使ってフル稼働している工場などに設置すれば、お手軽にモニタリングできそうですね☆