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Lazurite Sub-GHz間で通信をする方法

2016-03-14

今回はLazurite Sub-GHzを2台使用して通信を行う方法を紹介します。

IMG_0413

 

左側を送信機とし、右側を受信機とします。
それぞれの無線モジュール識別用アドレスを確認してください。送信機のアドレスは0x8B91です。右側は受信機で、そのアドレスは0x902Bです。

それそれのアドレスは無線モジュールに記載されており、16字による16進数の最後の4文字の数値となります。

myAddr

 

1)送信機を作る

1-1)送信機にする側のLazuriteをUSBケーブルでPCに接続します。

1-2)Lazurite IDEを起動し、Welcome_SubGHzのサンプルプログラムを読み込みます。

初期画面は「開く」が選択されているので、その画面はキャンセルしてください。
lazuriteide_opening

 

続いてwelcome_subghzまたは、welcome_subghz2のサンプルプログラムを選択してください。
(写真はwelcome_subghz2を選択しています。)
sel_welcome

1-3) 受信機のアドレスを33行目のHOST_ADDRESSに設定します。

受信機のアドレスは0x902Bなので、それを指定しました。
change_rxaddr

1-4) COMポートの選択を行います。

ツールから、シリアル通信 ⇒ COMポートを選択します。
図ではCOM8となっていますが、番号はご使用の環境によって異なります。
set_com1

 

1-5) プログラムの書き込みを行います。

プログラムの転送ボタンを押してください。下の欄にメッセージが流れていきます。

send_prog1

 

2) 受信機を作る

続いて受信機を作ります。

2-1) 受信機にするLazuriteをPCに接続します。

2-2)Lazurite IDEを起動します。

LazuriteIDEが開いている状態でLazuriteIDEのアイコンをダブルクリックすると新しい画面が開きます。先ほど作成した送信用画面を左に移動し、右側に受信用の新しいLazuriteIDEの画面を持ってきました。

double_window

 

2-3) Print_SubGHzのサンプルプログラムを起動します。

double_window

2-4) COMポートを選択します。

送信機とは異なるCOMポートの番号を選択してください。

set_com2

2-5) 「プログラムを転送」ボタンを押します。

2-6) 完了したら、受信機側の「シリアルモニタ」のボタンを押します。

push_monitor

2-7) 無事に受信できました!!

receive_data

色々と送信データや、受信時の書式を変更して利用してください♫