らずらいと姫の挑戦日記(第9回)☆通信の距離☆
2016-05-31

今回は通信の距離について実験してみます☆
通信距離の実験
2台のLazuriteで、送信機側をプロジェクトのサンプル『Welcome_SubGHz』、受信機側を『Print_SubGHz』を開き、実行します。
受信機側のシリアルモニターを表示します。
RSSIは電波の強度です。
下の写真のように机の上に2台並べた状態だと、250位の値です。
送信機・受信機をどんどん遠ざけていきます。
間に色んな障害物があると、37位の値まで落ちました。同じ距離でも間に障害物がない直線的な離し方だと少し復活します。そして、受信機と送信機を立てて、アンテナ部分を向かい合わせになるようにすると、159まで数値が上がりました。
受信機と送信機を立てた状態というのは、実際にはもっと距離が離れていますが、下の写真のように向い合せにした状態のことです。
机が電波の障害になっていたんですね!
まとめ
人の会話も同じように、近くても大きな壁を挟んで会話するより、少し離れていても向かい合って会話したほうがよく聞こえますよね。
距離が近い=電波が強い、という訳ではなく、アンテナの向き・障害物の有無など、設置する環境によってかなり変わってくることがわかりました☆
人も無線もお互い向かい合って会話するのが一番ですね♪♪♪
第6回~第9回まで無線の勉強をしてきました。その間に、無線の世界が、難しく分からない世界から、決まり事やルールを守ればなんとか出来そうな世界まで来ることができました!
次回からは、ORIZURUのコントローラーを作る編をスタートします。まずはスイッチのお勉強から始めまーす!!
おまけ
こんにちは。Lazuriteの開発1号です。Lazuriteの920MHz無線モジュールの中に搭載しているチップアンテナは三菱マテリアル製の「AM11DP-ST01*」です。技術情報はこちらのサイトに掲載されていますので、ご活用ください。
チップアンテナの製品情報:
http://www.mmc.co.jp/adv/dev/japan/contents/antenna/mhz/am11_3.html
チップアンテナのアプリケーションノート:
(以下URLのチップアンテナの項目)
http://www.mmc.co.jp/adv/dev/japan/techtools/index.html