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温度,湿度,気圧をGoogleDriveに保存、スマホで見れるお手軽 IoT (3)

2015-11-07

今回はBME280の値を920MHzで送信し、Raspberry Piで受信するまでを行います。

【Lazurite Sub-GHzでBME280のデータを受信する】
温度,湿度,気圧をGoogleDriveに保存、スマホで見れるお手軽 IoT (1)

【Raspberry piの設定】
温度,湿度,気圧をGoogleDriveに保存、スマホで見れるお手軽 IoT (2)

【送信データをGoogleDriveに保存する】
温度,湿度,気圧をGoogleDriveに保存、スマホで見れるお手軽 IoT (4)

berry_logo

 

1.BME280の値を920MHzで送信する

1-1.プログラムのダウンロード

Sub-GHzで送信するためのプログラム(ZIPファイル)を以下からダウンロードし、解凍してください。

Download

 

1-2.Subghz.cのファイルの変更

ダウンロードしたSubghz.cのファイルの「hoge」の部分を受信機のアドレス(写真参照)に変更します。

受信側はRaspberry Piなので、Lazurite Pi Gatewayに付いている無線モジュールのアドレスを指定します。(「0x+下段の下四桁」を入力します。)
※写真の場合は「0xAC6B」になります。

subghz.c

Pi_Gateway_adress

※参考までにシリアル通信と920MHz無線で送信するプログラムの違いは以下の通りです。↓

920MHz_sankou

 

1-3.BME280の値を920GHzで送る

1)LazuriteIDEから [ファイル] [開く] をクリックし [Subghz.c] のファイルを選んで開いてください。

LazuriteIDE_Subghz

 

2)[マイコンボードに転送] ボタンをクリックします。
boad_send

 

2.Raspberry PiでBME280の値を受信する

2-1.Raspberry Piを起動します。

IDとパスワードの初期値です。

Login ID: pi
Password: raspberry

 

2-2.X-Window を起動する

Raspberry Pi が起動したら次のコマンドを入力して X-Window を起動してください。

  pi@raspberrypi ~ $ startx

 

2-3.Python3 を起動する

1)[Menu] → [Programming] → [Python 3] を選択します。
pi_Pyton3
※Python2 では動作しませんので注意してください。
2)Python3 の起動画面です。↓
Rapsberry_Python

 

[File][Open] を選択し、ファイルダイアログを開きます。
RapsberryPi_file_open

 

4)[Pyton] のフォルダに移動し、[gateway.py] を選択してください。
Raspberry_gateway.py

2-4.プログラムを実行する

1)プログラムが開いたら、 [Run] [Run Module] をクリックしてください。実行画面が開きます。
run_module
↑Gatewayプログラムのソースコード

Raspberry_Gatewayprogram_start
↑Gatewayプログラムの実行画面

Rapsberry_Gateway2

2)[Start] ボタンを押すと Lazurite Pi Gateway のドライバをロードし、ログ画面に実行結果が表示されます。
Razurite_Gateway_log2

↓↓↓受信結果がこちら↓↓↓
pi_data_load

受信しているのに受信が正常にできない場合は次の可能性があります
・Raspberry PiのLEDが点灯しない。
モジュールのつけ忘れ
スタートボタンの押し忘れ
チャンネルが送信側と受信側が相違している
ビットレートが送信側と受信側で相違している
・Raspberry PiのLEDが点灯するもののRaspberry Pi側に何も表示されない。
Lazurite Sub-GHz側のプログラムに記載している受信機側のアドレスが間違っている

BME280の温度・湿度・気圧のデータをRaspberry Piで受信することができました♪♪

次回は最終回、Google Driveにデータを保存します。