Raspberry Pi の初期設定とNode-REDのインストール
2019-05-30
今回は、2019年4月8日に公開されたRasbianでLazuriteをセットアップする方法をまとめました。
今回の記事は、Raspberry PiでLazuriteを使用できるようする全3回のドキュメントの2回目の記事になります。
■デスクトップ環境
1. Raspberry Pi環境の立ち上げ
2.Raspberry Piの初期設定(今回の記事)
3.Lazurite用ソフトウエアのインストール
■LITE版
4. Raspbian Strech LiteにLazuriteをインストール
Rasbianとは、Raspberry Piで一般的に使用されるOSです。公式サイトからダウンロードして、SDカードに書き込むまではこちらを参照してください。
では、最新のRasbianをRaspberry Piにセットして電源立ち上げてみます。
初期設定
初期設定をするプログラムが自動で起動するようになっているので、それに従って設定をしていきましょう。
国・ネットワーク設定
- Raspberry Piが立ち上がると、下記の画像が表示されるので「Next」をクリックします。
- 国の設定をして、「Next」をクリックします。
- 任意のパスワードを設定し入力し、「Next」をクリックします。
「Hide Password」のチェックを外すと入力したパスワードが表示されるます。
- Wifiの設定をします。
リストから選択し、パスワードを入力したら、「Next」をクリックします。
- 「Next」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
2019/6/20版のBusterでは、updateでエラーが出る症状を確認しています。apt-getによるパッケージ管理サーバーの設定が変更になっているのが原因のようです。その時には手動で
sudo apt update
を実行してください。途中、Y/Nを確認されるのでY
を入力して設定を更新した後、sudo apt-get upgrade
により、アップグレードを行ってください。 - 「Reboot」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
あっさりと初期設定が完了してしました。とって簡単になりました!!公式さんありがとう〜
不足しているフォントのインストール
再起動してみたら「なにこれっ?!」
□が豆腐にみえるということで、豆腐文字というようです。これを修正する方法です。
以下のコマンドを入力して下さい。
[bash]
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install fonts-noto
[/bash]
処理が終了したら再起動をします。
すべての言語に対応したフォントを開発することで”豆腐”が現れることがなくなるようにという意味を込めてNoto(no more tofu)からフォント名が付けられたらしいです。
日本語環境のインストール
「全角/半角 漢字」で半角/全角を切り替えることができます。
[bash]
sudo apt-get install -y uim uim-anthy
[/bash]
Node-REDのインストール
Raspberry PiからNode-REDが一度削除されましたが、最新版では復活しています。いずれにしても、Node-REDの公式サイトに記載されているインストールコマンドを実行してください。パッケージ管理ソフトであるnpmのバージョンが古いようで、公式サポートに従ってNode-REDの導入することを推奨します。
NVMによるパッケージ管理でnode.jsをインストールしてNode-REDを動かしたい場合は、こちらを参照してください。
[bash]
bash <(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/node-red/raspbian-deb-package/master/resources/update-nodejs-and-nodered)
[/bash]
インストーラが起動し始めました。Node-REDに合わせてnode.jsの動作環境も一新するようなので、いろいろなシステムでNodeを利用している方は注意してください。
node-redを起動するためのコマンドを入力します。
[bash]node-red[/bash]
続けてLazurite用のソフトをインストールする方はこちらへ進んでください♪