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らずらいと姫の挑戦日記(第33回)~Node-redでAmbient♪~

2016-12-14

今回は超簡単に使えるAmbientというグラフツールの紹介です。

33-3ambient_graph

Ambientというのは無料で使用することが出来て、簡単に数値をグラフ化することが出来るクラウドです。今回は、このクラウドの使い方の紹介です。

サーバー側の設定

AmbientのTOPページはこちらです

https://ambidata.io/

まず、「公開チャネル」というのがあるので見てみましょう。色々な人がモニタリングを行っていますね。

さて早速ですが、使用してみましょう。

まずは「ユーザ登録」です。

ambient_registration

シンプルな画面ですね!

 

登録が完了したら、ログインしてMyチャネルに移動します。

「チャネルを作る」ボタンを押します。今回は「電流センサー」というチャネルを作りました。

ここで生成されたキーを使用してNode-REDからデータを送信します。

ambient_channel

 

Raspberry Pi側の設定

初期設定

今回も初期設定が完了しているところからのスタートとさせて頂きます。Node-REDの設定はこちらをご覧ください。

node-red-contrib-ambientのインストール

Raspberry Piを起動したら、

[bash]

cd ~/.node-red

sudo npm install node-red-contrib-ambient

[/bash]

を実行してAmbientのライブラリをインストールします。

メニュー画面からNode-REDを起動し、ブラウザーを起動して、「http://127.0.0.1:1880」にアクセスすると、「Advanced」にAmbientのノードがあるのが解ります。

ambient_node

そして、「Lazurite Rx」、「Function」、「Ambient」、「debug」のノードをこのように並べて線で繋ぎます。

2016-12-14-082729_1280x1024_scrot

Lazuriteの設定は、このようにしました。

  • ch = 36
  • panid = 0xabcd
  • rate = 100kbps
  • pwr = 20mW
  • 1秒間隔でデータを更新
  • 最後のデータのみ取得

2016-12-14-083315_1280x1024_scrot2016-12-14-083223_1280x1024_scrot

Ambientのノードをダブルクリックすると、このような画面が開きましたので、先ほど登録したチャンネルのIDとライトキーを入力していきます。

2016-12-14-083508_1280x1024_scrot

また、このとき右側の画面にデータの書式が記載されていますので、これに従ってデータを作成してみます。

Functionをダブルクリックし、次のプログラムを書きこんで、Deployをクリックします。

[java]

var newMsg;
newMsg = {"payload":{"d1":parseFloat(msg.payload.split(",")[0])}}
return newMsg;

[/java]

そうすると、数値がサーバーに入りグラフ化することが出来ました!

冒頭にも掲載したこちらのグラフは、パソコンやモニターの電源に電流センサーを付けて1日値を取得した結果になります。

ambient_graph

本当に簡単ですね~♪なので、ぜひ皆様もチャレンジしてみてください!!

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